東アジア
作者:綾部 恒雄, 出版社:明石書店, 出版日期:2005-01-15
商品條碼:9784750320311, ISBN:4750320315
分類標籤:Refinements » Format (binding) » 本 » ジャンル別 » By Publishers
內容簡介
その土地の先住者でありながら、後発の民族に圧倒され、多くの場合辺境に追いやられながらも、なお、強く文化的アイデンティティを保持している人々、ファーストピープル(先住少数民族)。
また、彼らは自由な意志や合意の確認がなく、「民族自決権」を留保したまま当該国家に組み込まれたが、その国家は各自の主権と国境を不可侵のものとする一方で、いくつかの政治・経済連合へと向かう動きを示している。
本シリーズは、このような21世紀初頭における彼らの状況を再確認し、より多くの人々にその情報を届け、少しでも早く、先住少数民族の社会、経済、文化的状況を、彼らの主体性において改善する上での一助となることを願って企画された。
第1部北アジア・シベリア、日本、台湾(北アジア・シベリア;日本;台湾)
第2部大陸中国、海南島(大陸中国;海南島)
先住少数民族の状況を再確認し、彼らの社会、経済、文化的状況を、その主体性において改善する上での一助となることを願って企画されたシリーズの第1回配本。東アジア(北アジア・シベリア、日本、台湾、大陸中国、海南島)の歴史と現状を取り上げる。
序文先住少数民族について
第1部北アジア・シベリア、日本、台湾
解説
〈北アジア・シベリア〉
1オロチョン◇満洲国時代から中国成立以降の文化変容(佐々木亨)
2エヴェンキ◇中国エヴェンキの歴史(一七世紀以降)と現在(思沁夫)
3ニヴヒ◇近代化と社会主義の波に翻弄された極東ロシアの少数民族(佐々木史郎)
〈日本〉
4アイヌ◇日本の先住民族アイヌ(長谷川由希)
〈台湾〉
5平埔◇漢化の進んだ平地の人びと(清水純)
6アミ◇拡張する市街地とアミ集落(原英子)
7プユマ◇文化とアイデンティティの動態(蛸島直)
8ツォウ◇台湾原住民族ツォウの過去と未来(宮岡真央子)
9ルカイ◇華麗な造形文化とアイデンティティの軋み(笠原政治)
10タオ(ヤミ)◇「台湾原住民」意識に悩む人びと(野林厚志)
第2部大陸中国、海南島
解説
〈大陸中国〉
11ウイグル◇トゥルファンのイスラーム聖廟の歴史と現在(新免康)
12チベット◇チベット民族の今日(阿部治平)
13ミャオ◇交差する民族エリートたちの思いと願い(曽士才)
14イ◇涼山イ族を中心に(清水
刊行にあたって
一九九一年のソ連邦の崩壊により、米ソの冷戦構造は終焉を迎え、折から目覚しい発展を遂げてきたIT(情報技術)の時代が、政治的平和とともに華やかに幕開けしたかにみえた。
しかし他方で、地球の自然、人間の環境は恐るべき勢いで荒廃してきている。空気や水の汚染、地球温暖化による氷河・氷山の溶解と海面水位の上昇、森林の破壊による砂漠化の広がり、エネルギー資源の枯渇、人口の増大と食糧不足、そして貴重な動植物の種の絶滅、狂牛病の発生、HIVやSARSのような新型ウイルスの出現も、人類による自然の秩序破壊と無関係ではないと思われる。
こうした人類文化の変化・発展と地球環境の荒廃の中で、そのマイナス面のしわ寄せを最も苛酷に蒙っているのが一般的に当該国民国家の中で少数民族と呼ばれている人びと、なかでも先住少数民族と呼ばれる多くの孤立的集団であろう。
先住少数民族が他の少数民族ともっとも異なっている点は、彼らが自らの自由な意思や合意の確認がないままに当該国家に組み込まれた人びとだということである。したがって、先住少数民族の場合、「民族自決権」が留保されていると考えることができる。先住少数民族に民族自決
また、彼らは自由な意志や合意の確認がなく、「民族自決権」を留保したまま当該国家に組み込まれたが、その国家は各自の主権と国境を不可侵のものとする一方で、いくつかの政治・経済連合へと向かう動きを示している。
本シリーズは、このような21世紀初頭における彼らの状況を再確認し、より多くの人々にその情報を届け、少しでも早く、先住少数民族の社会、経済、文化的状況を、彼らの主体性において改善する上での一助となることを願って企画された。
第1部北アジア・シベリア、日本、台湾(北アジア・シベリア;日本;台湾)
第2部大陸中国、海南島(大陸中国;海南島)
先住少数民族の状況を再確認し、彼らの社会、経済、文化的状況を、その主体性において改善する上での一助となることを願って企画されたシリーズの第1回配本。東アジア(北アジア・シベリア、日本、台湾、大陸中国、海南島)の歴史と現状を取り上げる。
序文先住少数民族について
第1部北アジア・シベリア、日本、台湾
解説
〈北アジア・シベリア〉
1オロチョン◇満洲国時代から中国成立以降の文化変容(佐々木亨)
2エヴェンキ◇中国エヴェンキの歴史(一七世紀以降)と現在(思沁夫)
3ニヴヒ◇近代化と社会主義の波に翻弄された極東ロシアの少数民族(佐々木史郎)
〈日本〉
4アイヌ◇日本の先住民族アイヌ(長谷川由希)
〈台湾〉
5平埔◇漢化の進んだ平地の人びと(清水純)
6アミ◇拡張する市街地とアミ集落(原英子)
7プユマ◇文化とアイデンティティの動態(蛸島直)
8ツォウ◇台湾原住民族ツォウの過去と未来(宮岡真央子)
9ルカイ◇華麗な造形文化とアイデンティティの軋み(笠原政治)
10タオ(ヤミ)◇「台湾原住民」意識に悩む人びと(野林厚志)
第2部大陸中国、海南島
解説
〈大陸中国〉
11ウイグル◇トゥルファンのイスラーム聖廟の歴史と現在(新免康)
12チベット◇チベット民族の今日(阿部治平)
13ミャオ◇交差する民族エリートたちの思いと願い(曽士才)
14イ◇涼山イ族を中心に(清水
刊行にあたって
一九九一年のソ連邦の崩壊により、米ソの冷戦構造は終焉を迎え、折から目覚しい発展を遂げてきたIT(情報技術)の時代が、政治的平和とともに華やかに幕開けしたかにみえた。
しかし他方で、地球の自然、人間の環境は恐るべき勢いで荒廃してきている。空気や水の汚染、地球温暖化による氷河・氷山の溶解と海面水位の上昇、森林の破壊による砂漠化の広がり、エネルギー資源の枯渇、人口の増大と食糧不足、そして貴重な動植物の種の絶滅、狂牛病の発生、HIVやSARSのような新型ウイルスの出現も、人類による自然の秩序破壊と無関係ではないと思われる。
こうした人類文化の変化・発展と地球環境の荒廃の中で、そのマイナス面のしわ寄せを最も苛酷に蒙っているのが一般的に当該国民国家の中で少数民族と呼ばれている人びと、なかでも先住少数民族と呼ばれる多くの孤立的集団であろう。
先住少数民族が他の少数民族ともっとも異なっている点は、彼らが自らの自由な意思や合意の確認がないままに当該国家に組み込まれた人びとだということである。したがって、先住少数民族の場合、「民族自決権」が留保されていると考えることができる。先住少数民族に民族自決
商品簡介由 紀伊國屋書店 KINOKUNIYA 所提供
